左利きのはじける脳みそ

おっさんが必死に今を生きる、人生の備忘録

【小言】巡りめぐって私のもとへ

f:id:hidarikikinoppo:20210723125544p:plain

私が当時働いていた美容室のスタッフに向けて書いていたコラム『小言』を再編集したものだ。

2015年1月から約1年半にわたり毎週末に投稿したものが81件ある。

全ては載せないがいくつか記事を抜粋していこうと思う。

興味があれば読んでみてほしい。

 


今日1日どんな日を過ごしただろうか?

美容師であれば週末は仕事のため、来店されるお客様を綺麗にすることに精一杯だったと思う。

一般の人であれば、一週間の疲れを癒すため自宅でまったりくつろいでいる人もいただろう。

アクティブに外で遊んだ人、はたまた仕事で休むこともできない人、世界中で様々な1日が過ごされていたんだなと思う。

もし、今日自分が行ってきた行動が自分にそっくりそのまま帰ってくるとわかっていたら、あなたはどんな行動をとるだろう。

人を罵って怒りをぶつけ、それがそのまま帰ってくるとするならば、きっと最低な行動をとることはなくなるだろう。

人に笑顔を与え、ワクワクさせて、喜んでもらって、幸せにするようなことをできたら、自分にもそんな体験が待っている。

そう思うだけで、人によくしたくなるはずだ。

そんなことあるわけないだろうと現実主義の人もいるのも、もちろんわかっている。

 

人に喜んでもらおうと必死でその人にために動いていたらきっと気持ちは伝わるし、その人はあなたに喜んでもらおうと頑張ってくれるだろう。

そう信じていた方が人生幸せじゃないか?

なので、最近はできるだけ人のことを悪く思わないようにしている。

人に対する感情をフラットにしてマイナス方向へは向かわせず、プラス方向へ向けている。

そうすると、世の中には悪い人少なく、たくさんいい人がいると感じるようになる。

そして自分によくしてくれる人が増えるような感覚におちいる、不思議だ。

自分の行いは巡り巡ってまた自分のところへ帰ってくる。

どうせなら、良い行いが帰ってくるように日々生きていたいものだ。

だから、幸せな人の周りには幸せそうな人たちが集まり、不幸なオーラたっぷりの人の周りには、不幸を感じるどんよりがたっぷり集まるのはそのためなのかもしれない。

その選択肢を選ぶのはあなた自身であり、周りの誰でもない。

だから不幸を人のせいにするのはお門違いだ。

自分が絶好調でいたいなら、絶好調と思い込まないと。

ですが人間はどうしても波がある。

生まれてから死ぬまで絶好調な人なんて一人もいない。

人生山あり谷あり、その山と谷のバランスを山多めにできたら良いし、谷があったとしても深~い谷ではなく、チョロっと谷ですぐ這い上がれる感じだとなおさらグットだ。

また、辛いことがあるからこそ幸せが倍増することもあるので、マイナス面をなくす必要はなく、マイナスは幸せのためのスパイスだと思えたら良い。

自分の人生をうまくスパイスを使いながらメイクしていく。

コントロールしながら人生を楽しんでほしい。

 

 

「マイナスは幸せのためのスパイス」なんて上手いことを言ったもんだ。

本当に5年以上前に自分が書いた文章か?

これを読んで自分が勉強になっている。

もっと自分の思考をブラッシュアップしないといけないと思った今日この頃。